6月29日にAnkerから新しいSoundcoreシリーズ、Liberty 4NCがアメリカで発売開始され、日本でも7月26日(水)に一般発売されました。
7月7日からの数量限定の予約販売は既に完売。
Soundcore Liberty 4NCはSoundcore Liberty 4の廉価版と言われていますが、Soundcore Liberty 4NCはSoundcore Liberty 4の廉価版なのでしょうか?また、どこが違うのでしょうか?
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCの違いとどちらがお買い得なのかを深掘りしていきます。
この記事で分かること!
- Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCの違い
- Soundcore Liberty 4NCはSoundcore Liberty 4の廉価版なのか
- Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCはどちらが買いなのか
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCの違い
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCはどこが違うのでしょうか。
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCの違いを見ていきます。
カラーバリエーション
色の違いから見ていきましょう。
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4NC | |
ブラック系 | ミッドナイトブラック | ブラック |
ホワイト系 | クラウドホワイト | ホワイト |
ブルー系 | スカイブルー | ネイビー ライトブルー |
レッド系 | ワインレッド | ピンク |
上の表からも分かる通り、Soundcore Liberty 4は4色のカラーバリエーション、Soundcore Liberty 4NCは5色のカラーバリエーションとなっています。
大きな違いはブルー系とレッド系の2系統の色が違います。
ブルー系はSoundcore Liberty 4の1色に対して、Soundcore Liberty 4NCは濃淡の2色を用意。
また、レッド系はSoundcore Liberty 4は濃色のワインレッド、対してSoundcore Liberty 4NCは淡色のピンクが用意されています。
Soundcore Liberty 4NCはカラーバリエーションが1色多く、ブルー系を濃淡2色とすることにより、老若男女が選びやすくなったと言えます。
ドライバー
Soundcore Liberty 4は「A.C.A.A3.0」というAnker Soundcore独自のドライバーを搭載。
9.2mmのダイナミックドライバーと6mmのダイナミックドライバーを2基並べることによって、細かなサウンドもクリアに表現し、繊細でリッチな音質を実現しています。
一方、Soundcore Liberty 4NCは11mmのダイナミックドライバーを搭載し、クリアで歪みのない音質を実現しています。
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4NC | |
搭載ドライバー | 9.2mmの ダイナミックドライバー +6mmの ダイナミックドライバー | 11mmの大口径 ダイナミックドライバー |
振動板の口径の大きさは音質面に影響します。
口径が大きい程、低音の再生に有利になります。
不利な点はA.C.A.Aも大口径もイヤホンサイズが大きくなるので、装着感の良さを確保するのに工夫が必要。
イヤホンサイズが大きくなると、高音再生が苦手となる場合がある。
ドライバーを大きくするとバッテリーサイズを小さくしなければならなくなる。
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCはこれらの弱点を克服して、高音質再生を実現しています。
ドライバーとは
イヤホンやヘッドホンには音を鳴らすためのパーツが搭載されています。
このパーツのことを「ドライバーユニット」(ドライバー)と言い、デバイスから送られてきた音楽信号と磁石の力でダイアフラムという振動板を動かして空気を動かして音楽信号を音に変換します。
ハイレゾ音源再生
Soundcore Liberty 4及びSoundcore Liberty 4NC共に高音質コーデックLDACに対応しています。
LDACは既存のコーデック技術に比べて最大で約3倍の情報量を伝送できるため、ワイヤレス接続でのハイレゾ音源の再生が可能。
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4NC | |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC |
LDACはAndroid 8.0以降が搭載された機器でのみ利用できます。iOSは非対応です。
LDACとはSonyが開発したソフトウェアコーデック技術
ハイレゾ音源を低い周波数や低いビット数にすること(ダウンコンバート)なく情報量をBluetooth経由で伝送できる技術です。
LDACは日本オーディオ協会の”Hi Res Audio Wireless”に認定されたコーデック技術です。
なので、ハイレゾ音源を高音質のサウンドのまま楽しめるということです。
ノイズキャンセリング
Soundcore Liberty 4及びSoundcore Liberty 4NCはAnker独自の「ウルトラノイズキャンセリング」を提供しています。
Soundcore Liberty 4は「ウルトラノイズキャンセリング2.0」をSoundcore Liberty 4NCは「ウルトラノイズキャンセリング3.0」となっています。
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4NC | |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング2.0 | ウルトラノイズキャンセリング3.0 |
周囲の騒音レベルに応じて ノイズキャンセリングの強さを 自動調整 | イヤホンが外部の環境やノイズを 検知・除去するだけでなく、 装着している人の耳の形を瞬時に 計測。これまで取りこぼしていた ノイズまで除去。 |
Soundcore Liberty 4NCはAnker史上最強ノイズキャンセリングを謳っています。
高感度センサー・大口径ドライバー・遮音性を高めたチャンバーの搭載により、基礎性能が大幅にパワーアップ。
日常のより多様な雑音を効果的に打ち消すことが可能となり、世界トップレベルの認証機関SGSが認める超高性能ノイズキャンセリングとなっています。
3Dオーディオ
Soundcore Liberty 4はとても魅力的な3Dオーディオを実現しています。
ジャイロセンサー搭載で頭の動きに合わせて音を変化させます。
また、音楽モード、ムービーモードの選択でライブ会場、映画館にいるかのようなサラウンド音響体験を実感できます。
再生可能時間
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty 4NCの再生可能時間は以下の通り。
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4NC | |
再生可能時間 (イヤホン本体/充電ケース含む) | 通常再生時:9時間 / 28時間 ANC再生時:7時間 / 24時間 充電時間:15分で3時間再生可能 | 通常再生時:10時間 / 50時間 ANC再生時:8時間 / 40時間 充電時間:10分で4時間再生可能 |
再生可能時間を比較してみると、Soundcore Liberty 4NCの方がSoundcore Liberty 4より長く再生でます。
大口径のドライバーを採用し、バッテリサイズを小型化しなければならないのに電池容量が多くなったのは進化したと言えます。
大きなドライバーを採用しているのに重量を比較すると、
Soundcore Liberty 4NCの重さは約60.4g(充電ケース含む) / 約5.2g(イヤホン本体 片耳)
に対して
Soundcore Liberty 4の重さは約55g (充電ケース含む) / 約6g (イヤホン本体 片耳)
イヤホン本体の重さではSoundcore Liberty 4NCの方が軽量となっています。
Soundcore Liberty 4NCはSoundcore Liberty 4の廉価版なのか
ここまで比較すると、『Soundcore Liberty 4NCはSoundcore Liberty 4の廉価版なのか』と言う問いの答えが出てきそうです。
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4NC | |
販売価格 | 税込14,990円 | 税込12,990円 |
販売価格を比較すると、「Soundcore Liberty 4」は税込14,990円で「Soundcore Liberty 4NC」は税込12,990円なので、価格差2,000円で廉価版とは言えない。
音質面で言うと、Soundcore Liberty 4NCとSoundcore Liberty 4では全く異なるドライバーを用いていて、新しい技術を導入しているのでSoundcore Liberty 4NCは廉価版とは言えない。
また、ドライバー設計やイヤホン本体の設計を見てもSoundcore Liberty 4NCはノイズキャンセリング機能に特化していることが分かります。
Anker公式の通り「Soundcore Liberty 4」と「Soundcore Liberty 4NC」は別物であります。「Soundcore Liberty 4」は『Anker史上最高傑作』であり、「Soundcore Liberty 4NC」は『Anker史上最強ノイズキャンセリング』であると言えます。
まとめ
「Soundcore Liberty 4」は『Anker史上最高傑作』
「Soundcore Liberty 4NC」は『Anker史上最強ノイズキャンセリング』
「Soundcore Liberty 4NC」は「Soundcore Liberty 4」の廉価版では無く全くの別物。
どちらが買いか?の問いには、求めるものが全体のバランス良く最高なのか?
また、最強のノイズキャンセリングなのか?で別れます。
ノイズキャンセリングを求めるなら、「Soundcore Liberty 4NC」をおすすめするし、全体のバランスが良く最高を求めるなら、「Soundcore Liberty 4」をおすすめします。
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コメント
NC4安いのにノイキャン性能抜群ですよね(≧▽≦)
私がNC4一番気に入ってるのは外音取り込みですねー!
会話する時とか取り込みにするんですけどこれ自然な音拾ってくれるんで疲れないんですよね^^
エフェクトはプリセットだと好みのは無いんですけど自分でカスタム出来るからいいですよね!
あとNC4だけじゃないですけどAnkerのゲームモードの遅延減少機能は凄いいいですよね!
私はNCじゃない方のACAA3.0の解像度の高い音色も好きですけどNCの力強い音好きです!
ボカロ曲とか好きなんですけどシンセ曲にはNCのメリハリのある音好きですね^^
ただ他の人が言ってるように高音がクリアかって言われると私はうーんって感じです^^;
あははw
NC4この価格帯では最強のノイキャンだと思ってるので記事にして下さってありがとうございますヾ(〃^∇^)ノ