バスケットボールのスタッツって何?スタッツが分かるとバスケが楽しく観れる。

Basketball stats eye catch バスケットボール

バスケットボールの試合を映像で観ていると、『スタッツ』という言葉をよく聴きますよね?

『スタッツ』と言うのは、統計(statistics)のことで、スポーツのチームやプレイヤー個人のプレイ成績をまとめたものを言います。

この『スタッツ』という言葉が「何か?」を知っているだけで、バスケットボールが更に面白くなります。

この記事でわかる事!

  • スタッツの意味
  • チームスタッツ
  • プレイヤースタッツ
  • スタッツから分かる事

スタッツの意味を知ろう

先程『スタッツ』は統計(statistics)のことで、チームやプレイヤーの成績をまとめたものと述べました。

簡単に言うと、チームスタッツはプロ野球の順位表の様に試合数、勝ち、負け、引き分、勝率みたいなものです。

また、プレイヤースタッツは投手成績や打撃成績の様なものと考えればイメージできると思います。

基本のスタッツを覚えよう

基本のスタッツから見ていきましょう。
基本のスタッツは5つあります。

  • PTS(points):得点数
  • REB(rebounds):リバウンド
  • AST(assists):アシスト
  • STL(steals):スティール
  • BLK(block shots):ブロック

この5つのスタッツはぜひ覚えておいてください!

また、この5つのスタッツの内、PTS(points):得点数、REB(rebounds):リバウンド、AST(assists):アシストを主要3部門と言います。
TVでよく見るスタッツです。

PTS(points):得点数

PTSはシュートによる得点数のことです。
しかし、PTSは元となるスタッツによって同じ得点でも意味が違ってくるので、注意が必要です。

チームスタッツチームの総得点数
チームの平均得点数
プレイヤースタッツ個人の総得点数
個人の平均得点数
ゲームスタッツその試合のチームの総得点数
プレイヤーゲームスタッツその試合の個人の総得点数

REB(rebounds):リバウンド

REBはリバウンドのことで、外れたシュートを掴み取ることです。
リバウンドにはオフェンス・リバウンド(OREB)とディフェンス・リバウンド(DREB)があることから、REBをTREB:トータル・リバウンドと呼ぶことがあります。

REB:リバウンド=TREB:トータル・リバウンド=OREB:オフェンス・リバウンド+DREB:ディフェンス・リバウンドです。

チームスタッツチームの総リバウンド数
チームの平均リバウンド数
プレイヤースタッツ個人の総リバウンド数
個人の平均リバウンド数
ゲームスタッツその試合のチームの総リバウンド数
プレイヤーゲームスタッツその試合の個人の総リバウンド数

AST(assists):アシスト

ASTはアシストのことで、得点したシュートに貢献したパスのことです。
簡単に言うと「得点に繋がるパスを出すこと」です。
パスを出したプレイヤーにASTがつきます。

実はこのアシストとても複雑なんです。
基本5つのスタッツの中でも解釈が難しいです。
何が難しいかと言うと「得点に繋がるパスを出すこと」の解釈です。

言葉の通りパスを受けたプレイヤーがシュートをして得点することが条件になります。
ドリブルをついたり、フェイクを入れたりしてディフェンスをかわしてシュートを打ったり、ファールをもらってフリースローを決めた場合はカウントされません。

但し、バスケットカウントになった場合はアシストになります。
フリースローによる得点はアシストになりません。

もう一つ例外があります。
速攻からの得点はドリブルをついてもアシストになります。

チームスタッツチームの総アシスト数
チームの平均アシスト数
プレイヤースタッツ個人の総アシスト数
個人の平均アシスト数
ゲームスタッツその試合のチームの総アシスト数
プレイヤーゲームスタッツその試合の個人の総アシスト数

STL(steals):スティール

STLはディフェンスに付くスコアです。
ディフェンスがボールを奪って保持することです。
パスカットの場合は、インターセプトと言いますが記録はスティールになります。

チームスタッツチームの総スティール数
チームの平均スティール数
プレイヤースタッツ個人の総スティール数
個人の平均スティール数
ゲームスタッツその試合のチームの総スティール数
プレイヤーゲームスタッツその試合の個人の総スティール数

BLK(block shots):ブロック

BLKはディフェンスのプレイヤーが相手のシュートを手に触れて防ぐことを言います。

チームスタッツチームの総ブロック数
プレイヤースタッツ個人の総ブロック数
ゲームスタッツその試合のチームの総ブロック数
プレイヤーゲームスタッツその試合の個人の総ブロック数

まとめ

スタッツが分かるとゲームをたのしくみることができます。
例えば、チームスタッツを並べて比較してみると、
「相手チームの1ゲームの平均得点が低いから今日は勝てるかも?」とか、
「相手チームのリバウンド数が多いから結構厳しいな」とか、
それぞれチームの傾向が見えてくると、またゲームの楽しみがふえると思います。

ここで挙げたスタッツの他にも色々なスタッツがあります。
3ポイントシュート関連のスタッツ3FG%:3ポイントシュート成功率を見て40%を超えているとこのプレイヤーは3ポイントシューターなんだなとプレイヤーの成績から得意な得点パターンなども見えてきます。

スタッツを知るとバスケットボールが一段と楽しくなりますので、この機会に是非スタッツを覚えていきましょう!

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