バスケットボールの試合を観ているとダブル・ダブルとかトリプル・ダブルと言う言葉を耳にしませんか?
または、スコアリーダーという表示を観たり、聴いたりすることがあると思います。が、
ダブル・ダブルとかトリプル・ダブルはダブルドリブルとは違います。
この『ダブル・ダブル』などはスタッツと関係があるのです。
『5つの基本スタッツ』について記事を書いていますので、そちらで詳細をご確認ください。
『5つの基本スタッツ』についての記事はこちらから
この記事でわかる事!
- スタッツとの関係
- ダブル・ダブルの意味
スタッツとは?
『スタッツ』と言うのは、統計(statistics)のことで、スポーツのチームやプレイヤー個人のプレイ成績をまとめたものでした。
その中でもバスケットボールでは『5つの基本スタッツ』と言うのがあり、さらに『5つの基本スタッツ』のうち、PTS(points):得点数、REB(rebounds):リバウンド、AST(assists):アシストを主要3部門と言いました。
ライブ放送を観ているとよく耳にするのが、『本日のスコアリーダー』です。
このスコアリーダーは主要3部門のスタッツのトップ3を指します。
その試合の両チームの現時点でのPTS(points):得点数のトップ3、REB(rebounds):リバウンドのトップ3、AST(assists):アシストのトップ3を紹介しています。
『5つの基本スタッツ』についての記事はこちらから
ダブル・ダブルとは?
ダブルダブルとは1試合での個人記録のことを言います。
『5つの基本スタッツ』の中で2項目で2桁のポイントを記録すると、その試合でダブル・ダブルを記録したことになります。
例えば、PTS(points):得点数で22点、AST(assists):アシストで10回
10アシストで10リバウンドでもダブル・ダブルになります。
ここで、AST(assists):アシストとBLK(block shots) : ブロック(ショット)で2桁を達成することが難しいので、大体は3部門のスタッツのPTS(points):得点数、REB(rebounds):リバウンド、AST(assists):アシストで記録されています。
また、『5つの基本スタッツ』の中で3項目で2桁のポイントを記録するとトリプル・ダブルと言って難易度が上がります。
トリプル・ダブルはディフェンスが上手い選手だと達成する可能性が上がります。
別の言い方をすると、『攻守共に優れていた』と言うことになります。
ちなみに2022−2023シーズン(2023年4月4日現在)の個人成績を見てみましょう。
1位 | 2位 | 3位 | |
試合平均得点 PTS | 島根スサノオマジック ペリン・ビュフォード 22.2点 | シーホース三河 ダバンテ・ガードナー 20.7点 | 群馬クレインサンダース トレイ・ジョーンズ 20.4点 |
試合平均リバウンド REB | 琉球ゴールデンキングス ジャック・クーリー 12.2本 | 千葉ジェッツふなばし ジョン・ムーニー 12.0本 | 秋田ノーザンハピネッツ スティーブ・ザック 10.7本 |
試合平均アシスト AST | 横浜ビー・コルセアーズ 河村 勇輝 8.4本 | 島根スサノオマジック ペリン・ビュフォード 7.6本 | 群馬クレインサンダース 並里 成 6.9本 |
試合平均スティール STL | ファイティングイーグルス 名古屋 ジェレミー・ジョーンズ 2.1 | 群馬クレインサンダース マイケル・パーカー 1.7 | 秋田ノーザンハピネッツ 中山 拓哉 1.7 |
試合平均ブロック BLK | 川崎ブレイブサンダース ジョーダン・ヒース 1.8 | 京都ハンナリーズ ジェロード・ユトフ 1.5 | 信州 ブレイブウォリアーズ ジョシュ・ホーキンソン 1.4 |
上の個人成績を見ても2項目でダブルを取ることが難しいとわかります。
特に、スティールやブロックでダブルを取ることの困難さが分かると思います。
『5つの基本スタッツ』とは?
- PTS(points):得点数
- REB(rebounds):リバウンド
- AST(assists):アシスト
- STL(steals):スティール
- BLK(block shots):ブロック
の事を言います。
まとめ
- ダブルダブルとは1試合での個人記録のことを言う。
- 『5つの基本スタッツ』の中で2項目で2桁のポイントを記録すること
- 『5つの基本スタッツ』の中で3項目で2桁のポイントを記録するとトリプル・ダブル
- AST(assists):アシストとBLK(block shots):ブロック(ショット)で2桁を達成することは難しい
これでバスケットボールの試合を観る楽しみが増えたと思います。
スタッツやルールを深掘りしていくと試合の楽しみが増えていきます。
これを機会にバスケットボールの試合を観てください。
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