第98回天皇杯バスケットボール選手権大会の決勝の見どころ

バスケットボール

2023年3月12日日曜日15:00より有明コロシアムで第98回バスケットボール天皇杯が行われます。
決勝に勝ち上がったチームは『琉球ゴールデンキングス』と『千葉ジェッツふなばし』です。

『琉球ゴールデンキングス』は西地区2位、対する『千葉ジェッツふなばし』は東地区1位。
両チーム共に今シーズンの好調チームです。
では、決勝戦の見どころを見ていきましょう。

この記事で分かること!

  • 『琉球ゴールデンキングス』のチーム紹介
  • 『千葉ジェッツふなばし』のチーム紹介
  • 対戦成績
  • 決勝戦の見どころ

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琉球ゴールデンキングス

『琉球ゴールデンキングス』は沖縄県沖縄市をホームタウンとするB1リーグに所属するプロバスケットボールチーム。

沖縄県初のプロスポーツチームです。

設立2006年10月26日
本拠地沖縄県沖縄市
ホームアリーナ沖縄アリーナ
ヘッドコーチ桶谷大
チームカラーゴールド
スチールブルー
パールレッド

千葉ジェッツふなばし

『千葉ジェッツふなばし』は千葉県船橋市をホームタウンとするB1リーグに所属するプロバスケットボールチーム。

設立2005年
本拠地千葉県船橋市
ホームアリーナ船橋アリーナ
ヘッドコーチジョン・パトリック
チームカラーチャレンジング レッド
ライジング プラチナ
ビヨンド ブルー

ジョン・パトリックHCは日本語がとても上手で、試合後のインタビューでは日本語で受け応えをしています。

チーム成績と見どころ

1.対戦成績

2016-17シーズンから振り返ってみると『琉球ゴールデンキングス』6勝に対して、『千葉ジェッツふなばし』14勝と『千葉ジェッツふなばし』が大きく勝ち越しています。

ホームの勝率をみると、『琉球ゴールデンキングス』12戦4勝に対して、『千葉ジェッツふなばし』が8戦6勝と『千葉ジェッツふなばし』のホーム勝率が高いです。

リーグチャンピオンシップのような大きな試合では『千葉ジェッツふなばし』がホーム&アウェイに関係なく強さを見せつけています。

見見どころ!

『琉球ゴールデンキングス』は有明コロシアムでは負け無しの勝率100%、有明コロシアムは準ホームみたいなもので大暴れしそうな予感がします。

琉球ゴールデンキングス
6勝(H4勝)
千葉ジェッツふなばし
14勝(H6勝)
開催アリーナ
2021-22シーズン
B1リーグ戦
2022年5月4日(水)W 92L 84沖縄アリーナ
2020-21シーズン
B1リーグ戦
2021年1月2日(土)W 80L 70船橋アリーナ
2021年1月3日(日)L 74W 80船橋アリーナ
2021年4月28日(水)L 87W 99沖縄アリーナ
2021年5月5日(水)L 89W 97沖縄アリーナ
2020-21シーズン
B1リーグチャンピオンシップ
2021年5月22日(土)L 85W 96沖縄アリーナ
2021年5月23日(日)W 84L 78沖縄アリーナ
2021年5月24日(月)L 71W 89沖縄アリーナ
2018-19シーズン
B1リーグ戦
2018年11月10日(土)W 86L 84船橋アリーナ
2018年11月11日(日)L 66W 84船橋アリーナ
2019年2月9日(土)L 62W 76沖縄市体育館
2019年2月10日(日)W 79L 67沖縄市体育館
2017-18シーズン
B1リーグ戦
2017年10月27日(金)L 61W 72沖縄市体育館
2017年10月29日(日)W 68L 60沖縄市体育館
2018年5月5日(土)L 76W 80船橋アリーナ
2018年5月6日(日)L 75W 85船橋アリーナ
2017-18シーズン
B1リーグチャンピオンシップ
2018年5月19日(土)L 61W 74船橋アリーナ
2018年5月20日(日)L 64W 72船橋アリーナ
2016-17シーズン
B1リーグ戦
2017年2月25日(土)L 71W 89沖縄市体育館
2017年2月26日(日)L 71W 80沖縄市体育館

2022-23シーズンの成績(2023年2月25日現在)

2022-23シーズンの成績を見ると、さすがですね。

西地区2位の『琉球ゴールデンキングス』と東地区1位の『千葉ジェッツふなばし』どちらも直近の5試合は負け無し。

連勝数を見てください。『千葉ジェッツふなばし』はBリーグで20連勝中で『琉球ゴールデンキングス』の持つBリーグ連勝記録20連勝に並んでいます。(2023年2月25日現在)

見どころ!

『千葉ジェッツふなばし』は現在20連勝中!
『琉球ゴールデンキングス』はBリーグ連勝記録20連勝の記録保持チーム
天皇杯は連勝記録には関係ありませんが、意地とプライドのぶつかり合いの熱戦が期待できる。

勝率、得点共に『千葉ジェッツふなばし』が上回っていますが、失点は『琉球ゴールデンキングス』上回っています。

数字だけ見るとオフェンスの『千葉ジェッツふなばし』対ディフェンスの『琉球ゴールデンキングス』と言う感じです。

勝率得点
(1試合平均)
失点
(1試合平均)
得失点差ホーム
[W-L]
アウェイ
[W-L]
過去
5試合
連勝/
連敗
琉球GK2990.7633083
(81.3)
2757
(72.6)
32616-313-65-0W6
千葉J3440.8953342
(87.9)
2817
(74.1)
52517-217-25-0W20

直近5試合の成績

直近5試合の成績を見てもシュート数とシュート成功率の高い『千葉ジェッツふなばし』の得点力が高いことを示しています。

見どころ!

得点力の高い『千葉ジェッツふなばし』のオフェンスを『琉球ゴールデンキングス』がディフェンス力でどう守るか。

得点シュート数シュート
成功率
3P
シュート数
3P
成功率
フリースロー数フリースロー
成功率
リバウンド数
琉球GK86.666.646.2%25.630.5%24.470.5%46.8
千葉J94.671.649.4%2532.4%20.869.2%44.8
直近5試合の平均

注目の選手『琉球ゴールデンキングス』

なんと言ってもジャック・クーリー選手とアレン・ダーラム選手です。
チームの得点の殆どはジャック・クーリー選手が上げています。
また、リバウンド数も注目してください。

ジャック・クーリー選手とアレン・ダーラム選手がどれだけリバウンドを取れるかが見どころです。

9番の渡邉 飛勇選手を上げました。
怪我で出ていませんでしたが、先日復活を果たしました。
『琉球ゴールデンキングス』の隠し球とも言える存在です。

見どころ!

ジャック・クーリー選手とアレン・ダーラム選手がどれだけリバウンドを取れるか。
ゴール下のリバウンド争いが注目!

『琉球ゴールデンキングス』の隠し球、渡邉 飛勇選手。
天皇杯で暴れ回ることが出来るか。

POPTSPPGFG%3FG%FT%ORDRAPGTOST
45ジャック・クーリーC63817.261.3%28.6%77.4%1832731.45033
7アレン・ダーラムC/PF60816.055.2%28.8%70.1%902183.57436
30今村 佳太SG/SF42311.137.3%32.9%79.7%21773.86739
1ジョシュ・ダンカンPF39910.549.6%43.7%81.8%511911.65713
14岸本 隆一PG/SG3499.239.0%34.7%80.3%14723.75421
9渡邉 飛勇PF73.533.3%0.0%75.0%510.010

PO:ポジション(C:センター、PF:パワーフォワード、SG:シューティングガード、SF:スモールフォワード、PG:ポイントガード)

PTS:総得点数、PPG:平均得点数、FG%:フィールドゴール成功率(2P+3P)、3FG%:3Pシュート成功率、FT%:フリースロー成功率、OR:オフェンスリバウンド数、DR:ディフェンスリバウンド数、APG:平均アシスト数、TO:ターンオーバー数、ST:スティール数

注目の選手『千葉ジェッツふなばし』

やっぱり、『千葉ジェッツふなばし』のリバウンド王ジョン・ムーニー選手です。
PFのギャビン・エドワーズ選手が怪我で天皇杯の出場は難しいので、ゴール下のリバウンドはヴィック・ロー選手とクリストファー・スミス選手と共に戦うことが予想されます。

富樫 勇樹選手のドライブも見どころの一つです。
ここ最近の3P成功率があまり芳しくありませんが、大事な所では確実に決めてきます。

クリストファー・スミス選手を忘れては行けません。
最近の3Pはクリストファー・スミス選手が決めています。
クリストファー・スミス選手の3P成功率45.7%は異常です。

見どころ!

ジョン・ムーニー選手と『琉球ゴールデンキングス』のジャック・クーリー選手とのリバウンド争い。

富樫 勇樹選手のゴール下へのドライブ、フェイントからのアシストや3Pシュート。

クリストファー・スミス選手の3Pシュート。

POPTSPPGFG%3FG%FT%ORDRAPGTOST
33ジョン・ムーニーC/PF48514.758.6%29.6%74.5%1402632.42338
2富樫 勇樹PG55614.639.1%32.4%81.2%13575.98928
4ヴィック・ローSF/PF53115.648.0%36.9%68.8%622152.75429
31原 修太SG/SF39410.442.5%32.1%79.0%19502.44923
34クリストファー・スミスSG/SF63017.052.2%45.7%73.4%501282.24232

PO:ポジション(C:センター、PF:パワーフォワード、SG:シューティングガード、SF:スモールフォワード、PG:ポイントガード)

PTS:総得点数、PPG:平均得点数、FG%:フィールドゴール成功率(2P+3P)、3FG%:3Pシュート成功率、FT%:フリースロー成功率、OR:オフェンスリバウンド数、DR:ディフェンスリバウンド数、APG:平均アシスト数、TO:ターンオーバー数、ST:スティール数

まとめ

数字だけを見ると『千葉ジェッツふなばし』が優勢です。
でも、有明コロシアムを知り尽くしている『琉球ゴールデンキングス』も手強いことは間違い無いです。
Bリーグチャンピオンシップでのリベンジを果たすと燃えていることでしょう。

さらに、今年は沖縄でバスケットボールのワールドカップも開催されるので、地元含めて大きな盛り上がりを見せています。
沖縄のブースターの声援を受けて大暴れしそうな気がします。

どちらが勝ってもおかしくない!
熱いゲーム展開になりそうです。

第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会のチケットは公式サイトより購入できます。は終了しました。
第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会の公式サイト

テレビではNHK Eテレ3月12日15時から放送されました。

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