『引っ越しそば』って何?意味と由来について解説!

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『引っ越しそば』って何?なぜ食べるの?って思ったことありませんか?
引っ越しするとそばを食べる風習がありますよね。
月に20食はそばを食べているsato_shigeが、この『引っ越しそば』に関する疑問にお答えします。

この記事で分かること!
『引っ越しそば』の歴史
最近の『引っ越しそば』
『引っ越しそば』を食べるタイミング

『引っ越しそば』の起源と由来

『引っ越しそば』とは引っ越しの後に近所に配る「そば」の事を言います。
江戸の町人文化が始まった江戸時代の中頃に江戸で広まったとされています。
そう、江戸で広まった風習なので、関西では馴染みが無いかも知れません。

引っ越しの挨拶品として、餅や小豆粥を配っていたのですが、安価な「そば」に変わって行きました。「向こう三軒両隣」と大家さんに挨拶に行く時の手土産として「そば」や「蕎麦切手」と言う商品券を配ったとされています。

向こう三軒両隣」とは?
自宅の両隣とお向かいとその両隣の計5軒を言います。

「蕎麦切手」って何?
「引っ越しそば」が一般化されてから「蕎麦切手」なるものが出てきました。
この「蕎麦切手」とは、おそば屋さんでいつでもそばに交換できる切手(=商品券のようなもの)です。
当時、そばは傷みやすく保存が効かなかった事から、欲しい時に受け取れる様にしたかったため「蕎麦切手」が生まれました。

では、なぜ『引っ越しそば』を配るのか?
「おそばに越してきました」とか「そばのように細く長くお付き合いをお願いします」といった様に縁起の良い贈り物として考えられたからです。
でも、これは後付けされた意味と言う説もありますが、ここでは「縁起の良い贈り物」説で行きます。

最近の『引っ越しそば』は?

最近の『引っ越しそば』はどうでしょう?
現在は「引っ越し先で向こう三軒両隣に配る」と言う風習から「引っ越し先で自分達が食べる」または「引っ越し先でお手伝いをしてくれた人達に振る舞う」と言う風習に変化しています。

引っ越し当日に最低限の調理器具は、すぐ出せる様に準備しておきましょう。
インフラが開通していなければ、カセットコンロがあればなんとかなります。
インフラの開通は早めに予約して、午前中に開通させておく事をオススメします。

インフラとは?
ここで言うインフラとは「ガス」「水道」「電気」の事を言います。
引っ越しシーズンになると希望の日、時間帯に開通できない場合があります。
早めに問い合わせをして、予約をしておきましょう。

『引っ越しそば』を食べるタイミング

『引っ越しそば』を食べるのはいつがいいのか?
もうお気付きだと思いますが、元々配る習慣であった為、「食べるタイミングはいつでもよい!」と言うことになります。

特に決まりはないのですが、お昼や夜が一般的です。
簡単に調理できるので、荷解きがひと段落したタイミングで食べるのが良いです。
近所にそば屋さんがあれば、自宅ではなく、そば屋さんで振る舞うのもありです!

まとめ

『引っ越しそば』はこれからお付き合いをするご近所さんへのご挨拶の手土産として、比較的安価なそばを配ることから始まりました。
その意味は、「はじめまして、これからも末長くよろしくお願いします」と言う意味が込められています。

現代では「配る」から「食べる」「振る舞う」に変化していますが、縁起物であることには変わりません。
引っ越しの際には是非、『引っ越しそば』を引っ越しセレモニーとして行ってください。

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