AKATUKI JAPANのワールドカップでの活躍凄かったですね。
- 「バスケって結構面白いじゃん」
- 「バスケの試合観に行きたいな」
- 「TV放送があったら観ようかな」
って思った方、ルールを知るとバスケ観戦がもっと面白くなりますよ。
ルールと言っても競技規則を知る必要はありません。
ほんの少しだけのルール違反です。
バスケットボールの試合を観戦していると、審判が笛を吹いてプレイを止めるシーンがあります。
この殆どがルール違反でプレイが止まっています。
ここではバスケ観戦に必要なルール違反を解説します。
これだけ覚えておけばバスケ観戦が面白くなります。
後で見返せる様にブックマークをしておくと良いでしょう。
この記事は2024年6月に更新されています。
この記事で分かること!
- ルール違反はバイオレーションとファウルの2つ
- 知っておきたいバイオレーションの種類
- 知っておきたいファウルの種類
バイオレーションとファウルの違い
バスケットのルール違反は大きく2つに分かれます。
「バイオレーション」と「ファウル」です。
バイオレーションは違反行為の意味でファウル以外のルール違反です。
よく耳にする「トラベリング」や「ダブルドリブル」がバイオレーションになります。
バイオレーションをするとボールポゼッション(ボールの保有権)が相手チームに移り、違反をした場所から近いサイドライン又はエンドラインから相手ボールのスローインでプレイが再開されます。
バイオレーションを何回しても失格や退場はありません。
ルール違反の中でも重大な違反行為がファウルとなります。
ファウルは相手チームの選手との不当な接触やスポーツマンらしくない行為に対して発生します。
ファウルをするとパーソナルファウルとチームファウルの両方に記録されます。
パーソナルファウルが5回になると失格退場となり、その日の試合には出られなくなります。
また、各クォーターでチームファウルが5回以上となるとディフェンスファウルの度に相手チームへフリースローが与えられます。(ボーナスと言われてます)
パーソナルファウルではシュートモーションに入っている時にはフリースローが与えられ、シュートモーション以外の時にはスローインとなります。
試合でよくあるバイオレーション
バスケットのバイオレーションは11種類。
『時間に関するバイオレーション』と
『ボールの扱いに関するバイオレーション』の2つに分かれます。
その中でも知っておくと試合が面白くなるバイオレーションは5つです。
時間に関する4つのバイオレーションとバックコートバイオレーションです。
時間に関するバイオレーション | |
3秒ルール | オフェンスチームは相手チームの制限エリアに3秒以上止まっては行けない。 |
5秒ルール | シュート、ドリブル、パスをせずに5秒以上ボールを保持した時 スローインの際に、5秒以上パスを送れない時 フリースローの際、審判からボールを受けて5秒以上シュートを打たない時 |
8秒ルール | オフェンスはバックコートでボールを取った瞬間から8秒以内に フロントコートへボールを運ばなければならない |
24秒ルール | オフェンスチームは24秒以内にシュートを打たなければならない |
ボールの扱いに関するバイオレーション | |
バックコート•バイオレーション (バックパス) | パスもしくはドリブルでフロントコートにボールを運んだ後、そのボールをバックコートに戻してはならない |
トラベリング | ボールを持った状態で3歩以上歩いてはいけない |
イリーガル•ドリブル (ダブルドリブル) | ドリブルを一旦終えた後、もう一度ドリブルをしてはならない |
ゴール•テンディング | シュートしたボールが最高到達点を過ぎて落下しているときに、ボールに触ってはならない |
ヘルドボール | 両方のチームの選手がボールを奪い合う時に発生します |
アウト•オブ•バウンズ | ボールがコート外に出てしまったり、バックボードの裏などに当たったりすること |
インターフェア | シュートしたボールがリング上にあるタイミングで、ネットやバックボード、リングに触れてはならない |
フロントコートとバックコートの関係は下図では上から下に攻撃をしている時になります。
試合でよくあるファウル
ファウルは大きく分けると「パーソナルファウル」と「テクニカルファウル」の2種類。
さらに、「パーソナルファウル」は「ディフェンス•パーソナルファウル」と「オフェンス•パーソナルファウル」に分かれます。
その中でも知っておくと試合が面白くなるファウルは、ディフェンス•パーソナルファウル4つとオフェンス•パーソナルファウル2つです。
ディフェンス•パーソナルファウル | |
ブロッキング | オフェンスのプレイヤーの進行を体を使って邪魔をする行為 |
ホールディング | オフェンスのプレイヤーの腕を掴んだり、押さえ込んだりして動けなくする行為 |
ハッキング | 手を使って、はたいたり、掴んだりして、オフェンスのプレイヤーの動きを妨げる行為 |
プッシング | オフェンスのプレイヤーを押して動かす行為 |
オフェンス•パーソナルファウル | |
チャージング | オフェンスのプレイヤーが、ボール保持の有無にも関わらず、ディフェンスプレイヤーに対して体を当てたり手で押したりする行為 |
イリーガル•スクリーン | オフェンスプレイヤーが、ディフェンスにスクリーンをかけた際に動いてしまうこと |
「テクニカルファウル」はコート上にいるプレイヤーによるものとコート上のプレイヤー以外の監督・コーチ・ベンチいるプレイヤーによるものの2種類あります。
いずれも、スポーツマンらしく無い言動があると適用されます。
「テクニカルファウル」が適用されると、相手チームにフリースローが2本与えられ、相手チームのスローインでゲームが再開されます。
コート上にいるプレイヤーが2回適用されると退場となります。
ヘッドコーチやコーチ、コート外のプレイヤーに適用された時はチームファウルとしてカウントされません。
ヘッドコーチのファウルとしてカウントされ、ヘッドコーチ自身が2回、ベンチのプレイヤーが3回適用されるとヘッドコーチが退場となります。
これら以外に覚えておくと良いファウルが2つあります。
「アンスポーツマンライク・ファウル」と「ディスクォリファイングファウル」の2つです。
アンスポーツマンライク・ファウル | ボールに対するプレーではなく、かつ、正当なバスケットボールのプレーではない、故意的な危険な行為 |
ディスクォリファイングファウル | 暴力を振るったり審判が最も悪質と判断する行為 |
「アンスポーツマンライク・ファウル」、「ディスクォリファイング•ファウル」が適用されると、相手チームにフリースローが2本与えられ、相手チームのスローインでゲームが再開されます。
「アンスポーツマンライク・ファウル」は2回適用されると退場となります。
「ディスクォリファイング•ファウル」は一発退場となります。
まとめ
2023年9月、FIBAワールドカップでAKATUKI JAPANは欧州の格上国フィンランドから大金星を上げました。
欧州の国から初勝利した事は、とても凄い事です。
さらに凄いことに順位決定戦でベネズエラとカーボベルデに勝って2勝し、自力でのパリオリンピック出場を決めました。
ワールドカップを観てバスケって面白い!でもルールがちょっと分からないなんて時は、次を思い出しましょう。
- 4つの時間に関するバイオレーションとバックコートバイオレーション
- 4つのディフェンス•ファウルと2つのオフェンス•ファウル
- アンスポーツマンライク・ファウルとディスクォリファイング•ファウル
これらを覚えることで、バスケ観戦がされに面白くなります。
バスケットのルールについてもっと知りたいと言う方はこちらの書籍をどうぞ。
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AKATSUKI JAPAN(アカツキジャパン)バスケット日本代表の愛称(ニックネーム)
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