九十九里浜へ来たら、上総一ノ宮の玉前神社へ行ってみよう！

上総一ノ宮として知られる玉前神社、千葉県長生郡一ノ宮町にあります。
九十九里浜へ遊びに来たけど、海以外に行くところないの？と言う方におすすめします。

九十九里へ遊びに行ったら海だけではなく、歴史と文化に触れるスポットとしておすすめしたい場所です
この記事では玉前神社がどういう所か、また、玉前神社の魅力について紹介します。

玉前神社の歴史と魅力

九十九里浜といえば、その美しい海岸線が広がることで有名ですが、「海以外に行くところはないの？」と感じる方も少なくありません。

そんなあなたにおすすめしたいのが、九十九里浜のすぐ近くにある上総一ノ宮の玉前神社です。

玉前神社は『御来光の道 レイライン』の東の起点であることから、関東屈指のパワースポットと言われています。

玉前神社は、千葉県の最も古い神社の一つで、その歴史は1200年以上に遡ります。

格式高い古社で全国でも重きをおくべき神社として古くから朝廷・豪族・幕府の信仰を集め、上総国一之宮（かずさのくにいちのみや）の格式を保っています。

しかしながら永禄年間の大きな戦火にかかり、社殿・宝物・文書の多くを焼失しており、ご創建の由来や年数また名称についてなど明らかにされていません。

毎年九月十日から十三日に行われるご例祭には少なくとも1200年の歴史があると言われています。

玉前神社のご祭神とご利益

玉前神社のご祭神は、玉依姫命（タマヨリヒメノミコト）。
海の女神で、女性を守護する神社として知られ、縁結びや安産などにご利益があると言われています。

神話『古事記』には海神・豊玉姫命（トヨタマヒメノミコト）が御子・鵜茅葺不合命（ウガヤフキアエズノミコト）を出産の後、妹の玉依姫命（タマヨリヒメノミコト）にその御子の養育を託したとあります。

平安時代の法制書「延喜式」をはじめとして、ご祭神は玉依姫命（タマヨリヒメノミコト）のみとされてきました。
古社記には鵜茅葺不合命（ウガヤフキアエズノミコト）のご神名が併記されていて、日の御子のご神徳に関わる信仰も厚いこと、１２００年以上続く神幸祭（十二社まつり）では玉前神社から大宮・若宮の２基の神輿が出御されることなどから鑑みて、ご祭神に関しての考証がなされているところだそうです。

玉依姫命（タマヨリヒメノミコト）が祭られていることから、縁結びや安産、子宝、家内安全など、特に女性に関連する御利益があるとされています。

また、玉前神社には他にも鵜茅葺不合命（ウガヤフキアエズノミコト）の働きもあり、豊穣や商売繁盛、厄除けの御利益を求めて参拝に訪れます。

御朱印

神社の御朱印を集めている方もいると思います。
玉前神社にも御朱印があります。

通常の御朱印と月替わりの御朱印。
時には、特別な御朱印もありますので、公式ホームページは要チェックです。

玉前神社の御朱印は基本は書置きの物を初穂料500円でいただけます。
玉前神社でご朱印帳を購入するか、全国一の宮 ご朱印帳を持っていくと書き入れてくれます。

玉前神社へのアクセスと駐車場

JR外房線 上総一ノ宮駅下車徒歩7分。
地図の左上、鳥居のマークが沢山あるところが玉前神社です。

参拝者用の駐車場が50台分あります。
駐車場の入り口は、上の地図のPを右に曲がり、十二神社の上になります。

三集殿の方からアクセスできるように見えますが、車両はこちらから入れません。

玉前神社周辺のおすすめスポット

玉前神社周辺のおすすめスポット

• お菓子司 角八本店
  みかん大福で有名な角八本店。お土産に和菓子や季節の果物の大福はいかがでしょうか。
  とても美味しいです。
• 赤七屋
  静岡おでんの美味しいお店。焼き芋があったら是非食べてみてください。
  夏場はかき氷もおすすめです。行列が出来ていることもあります。

まとめ

九十九里浜に訪れた際には、ぜひ玉前神社にも足を運んでみてください。
海の近くに位置するこの神社は、関東屈指のパワースポットであり、心身をリフレッシュさせるのに最適です。

玉依姫命のご利益を求めて、安産祈願や縁結びを祈るもよし、海の安全を願うもよし。
九十九里浜を訪れた際の新たな目的地として、玉前神社をぜひお勧めします。

あなたの旅がより充実したものとなることでしょう。