2023年秋に続き、今年もカメムシが大量発生しています。
我が家は、家にカメムシが入ってしまい大騒ぎになりました。
実際に家にカメムシがいたらパニックになると思います。カメムシは刺激すると臭いにおいを放つので、対応の仕方に注意が必要です。
では、カメムシが家にいるのを見つけたらどうするか?
結論は「家から(強制的に)出て行ってもらう」です。
実際にやってみた対処法と一般的な対処法をまとめました。
この記事は2024年10月9日に更新しています。
この記事で分かること!
- 家に入ってきた時の対処法
- カメムシはどうやって家に入るのか?
- カメムシが大量発生するメカニズム
家に入ってき時の対処法
家に入ってきたら、どうするか?
カメムシは刺激すると悪臭を放ちます。
ですので、外へ出て行ってもらうのが一番良い解決策です。
我が家の対処法を紹介します。
夜、廊下の壁にカメムシがいるのに気付きました。
マンションなので玄関から直線で繋がっています。
廊下の電気を消して、玄関の電気をつけて光で玄関の方に誘き寄せる方法です。
玄関の照明の近くまで来たので、玄関扉を開けて外の光に誘われて飛んで行くのを待ちました。
我が家の対処法は時間が掛かり、真冬では玄関を開け放すことは出来ません。
では、どうすれば良いか?
オススメの対処法を紹介します。
ここで重要なのは悪臭を発生させないことです。
- 冷静に行動する。カメムシを見ても刺激を与えず、冷静になりましょう。
- 2Lのペットボトルとサランラップを用意する。
- ペットボトルの上1/3の所でカッターナイフなどで切ります。
牛乳パックでも良いです。 - ビニールの使い捨て手袋などを用意する。カメムシが放つ臭いが手に付かない様にする為です。
- カメムシを捕獲する。刺激をしない様に注意して捕獲します。
- 捕獲したら、ラップで蓋をする。飛んで逃げて行かない様にラップなどで蓋をします。
- カメムシを外に放つ。出来るだけ自宅から離れた所でカメムシを放ちます。再び家に入らない様にする為です。
- カメムシの忌避剤(ミントやハッカ油など)を開口部周りや侵入しそうな所に散布する。
以上が家にある物で簡単にできる対処法です。
市販の殺虫剤はカメムシを刺激してしまうのでオススメできません。
どうやって家に入るのか?
万が一カメムシの臭いが手などについたら
カメムシの臭い成分は水に溶け難く、油に溶け易い。
オリーブ油、クレンジングオイルなどで手を洗い、その後に石鹸でしっかりと洗うと良いです。
また、衣類についてしまったら、界面活性剤入りの洗剤で洗うか、スチームアイロンなど蒸気や熱を当てるのも効果的です。
白い色や薄い色の洗濯物に卵を産み付けることが多いので、ベランダから洗濯物に紛れて侵入することが多いです。
外壁の色が白系だったら要注意です。
また、暖かい日が9月以降も続くと、その年の早くに産まれたカメムシも成虫になっていますので、2代に渡って産卵をします。
カメムシは白い色を好むので、外に干した洗濯物などに付くことがあります。
洗濯物を取り込む時によく確認してカメムシがいたら、洗濯物をゆすって飛んで行ってもらいましょう。
この時は勿論、激しく振ったり、叩いたりしてカメムシを刺激してはなりません。
カメムシ大量発生のメカニズム
カメムシは上から見ると、背中が五角形をした昆虫です。
この背中の部分は固く、亀の甲羅のように見えるのでカメムシと呼ばれるようになりました。
カメムシは5月から8月にかけて産卵し、そこから1〜2週間程で孵化します。
何度か脱皮して1ヶ月程で成虫に。
成虫のカメムシは寒くなると越冬し、暖かくなると活動を開始して繁殖します。
繁殖が終わると死んでしまうため、カメムシの一生は約1年半と言われています。
5月から8月の産卵期間にカメムシは産卵を何度も繰り返します。
カメムシは窓などの隙間が2mmあれば、簡単に入ってきてしまいます。
また、日当たりが良く暖かい場所、光を好む習性があります。
カメムシは一度の産卵で数10個をまとめて産みますので大量発生に繋がっていくのです。
花粉の飛散量が多い年は大量発生する⁈
カメムシはスギやヒノキの実が大好きです。
花粉が多いと実を付ける量も多くなり、カメムシのエサが多くなる。
そしてそこに卵を産み、エサが多いので成長も早く、大量発生すると言われています。
まとめ
カメムシを家の近くで見つけたら、洗濯物からの侵入に注意しましょう。
また、家への侵入を防ぐために忌避剤の散布など早めの対策をオススメします。
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